つれづれっぽく読書雑記~気ままにブックレビュー

2006年06月21日に書いたページ。日ごろから雑多に読んでいる本・書籍について、読書感想文とか雑記とか、つれづれ気ままに書評・ブックレビューを記していきます。

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2006年06月21日

「明治おんな橋」平山寿三郎

 「それぞれの橋」を三人三様に懸命に渡り、維新の転変を生きた女たちを描いた時代小説。
 大奥から商家に嫁いだ美代は、両国橋を渡って浅草旅篭町の上州屋に嫁入り。
 美代にとって、両国橋は、大奥から商家、士族から平民、慶応から明治、江戸から東京へと渡る橋であり、まだ見ぬ男の妻になりゆく橋であった。
 また、遊女の境遇から大料亭の女将へのし上がったお倉、戦に狂わされた過去を捨てて生きる会津士族の娘の律。
 まさに人生という名の橋渡り。読後にしみじみとした切なさを感じさせてくれる。
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 若干、活字中毒気味。
 ただし読書速度は速くはないので、気ままに読み進めています。
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