つれづれっぽく読書雑記~気ままにブックレビュー

2007年10月に書いたページ。日ごろから雑多に読んでいる本・書籍について、読書感想文とか雑記とか、つれづれ気ままに書評・ブックレビューを記していきます。

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2007年10月24日

「われらはみな、アイヒマンの息子」ギュンター・アンダース

 ユダヤ人哲学者であり、反核運動家でもある著者ギュンター・アンダースが、アイヒマンの息子に宛てた公開書簡を単行本化したのが本書「われらはみな、アイヒマンの息子」。
 ナチスドイツでユダヤ人大虐殺を遂行したアイヒマン。
 凡庸とも言える一官吏が、何故あれほど非人間的になり得たのだろうか?
 著者は「人間は誰しも、想像力の限界を超えた現実に遭遇すると、思考停止に陥るからだ」と述べている。
 振り返って現代、「核抑止論」をはじめ、核兵器の存在を認める人たちにも“内なるアイヒマン”が潜んでいる。

「われらはみな、アイヒマンの息子」ギュンター・アンダース-関連記事

2007年10月10日

「いっしん虎徹」山本兼一

 越前で名のある甲冑鍛冶・長曽祢興里は、30代半ばを過ぎて江戸の刀鍛冶に入門。
 名を「虎徹」と改め、自ら鍛え上げた当代一の兜を叩き斬る刀、しかも「気品と尊厳」を備えた刀作りに全身全霊を込める。
 虎徹と名乗ったのは、虎と見誤って石を射抜いた故事から「石虎将軍」と呼ばれる中国の武人・李広の執念をわがものにしたいとの思いから。
 本書「いっしん虎徹」は、鉄と格闘し、日本一の名刀を鍛えた男の波乱と情熱の物語だ。
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 若干、活字中毒気味。
 ただし読書速度は速くはないので、気ままに読み進めています。
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