つれづれっぽく読書雑記~気ままにブックレビュー

2007年02月22日に書いたページ。日ごろから雑多に読んでいる本・書籍について、読書感想文とか雑記とか、つれづれ気ままに書評・ブックレビューを記していきます。

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2007年02月22日

「鬼ともののけの文化史」笹間良彦

 中国では「鬼」と言えば死者の霊魂・亡霊のこと。
 このことからも分かる通り、この文字は亡霊の象形だ。
 この世から隠れたものだから「隠」という。
 では角をはやし、鉄の棒を持つという造形はどこから来たのか。
 死者の幽魂を鬼(隠)とする中国の思想とインドの羅刹・夜叉の図像が習合したものと著者である笹間良彦氏は考える。
 奈良・平安、動乱期、鎌倉・室町以降と、それぞれの時代の「鬼」「もののけ」の変遷・変化を眺め、その民俗学的な意味を探る。
 豊富な図像を見るだけでも楽しい一書。
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 若干、活字中毒気味。
 ただし読書速度は速くはないので、気ままに読み進めています。
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