つれづれっぽく読書雑記~気ままにブックレビュー

2006年06月05日に書いたページ。日ごろから雑多に読んでいる本・書籍について、読書感想文とか雑記とか、つれづれ気ままに書評・ブックレビューを記していきます。

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2006年06月05日

「スコーピオンズ・ゲート」リチャード・A・クラーク

 サウジに革命政権が誕生し、指導部内では核武装論が台頭。石油利権を見返りに中国から核弾頭の提供を受けようというのだ。
 折しもイラクはサウジの仕業を装いテロ活動を展開。中東一帯に緊張が高まっていく。
 米情報機関高官のマッキンタイアは革命政権の穏健派と結び、武力衝突回避に秘策を巡らすのだが……。
 米政府元高官、それもテロ対策の元最高責任者によるポリティカル・フィクションは最後まで刺激にあふれている。
 どこまで真実かは分からないが、中東問題、テロ問題などへの示唆に富んだ一書であることは間違いない。

「パズル・パレス」ダン・ブラウン

 映画化の影響で、様々紛糾している「ダ・ヴィンチ・コード」の作者ダン・ブラウンのデビュー作。
 アメリカ政府の中枢で、世界中の通信を傍受し、暗号を解読する極秘システムが稼働していた。だが、そのシステムにも解けない暗号を開発したという男が出現し、殺害される。
 暗号解読のキーワードを巡って政府代理人と謎の暗殺者との追跡劇が始まった。
 10年前にこの内容、時代を見る目は確かということか。二転三転の舞台回し、息をのむ疾走感は流石だ。
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 若干、活字中毒気味。
 ただし読書速度は速くはないので、気ままに読み進めています。
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